今日は結局、例の洋楽は練習出来ていない。


あんな単純なフレーズで思考がフリーズするのは思わなかった。
5年弾いていて、そこまで、理解力が無いとは、思わなかった。
それほどまでに先入観が痛烈だった。と言うことにしておきたい。


実際、この先入観と言うのがピシャリと嵌れば、
概ね現在の技術力で弾けるフレーズなら、直感で通せたり、しないこともないのだ。
今回は偶々嵌らなかっただけで、
いや、前回の挑戦の時もきっと嵌らなかったんだろう。それでリベンジする破目になったと言うことか。


挫折しないのなら、残っている手は恐らく唯一の物で、
それが、暇さえあれば弾けないフレーズを延々聴き続けると言う、まぁ洗脳と言う奴だ。
短期間で上手く行くこともあれば、どれだけ時間を掛けても理解出来ない、そして挫折する。


もう一つ、手はあるのだが、
今後数ヶ月その曲を聴かず、完全に先入観を忘れてから、
楽譜を読み解き、正しく理解すると言う、
これは降伏にも近い処置だし、掛ける時間が長ければ長いほど挫折率が上がる、一種の賭けだ。






そうだな、
延命処置と言うか、問題を先送りにするだけの手だが。
弾けるフレーズだけ弾いて、読書して寝るか。



今思いついたが、正月休みでぐーたらしている親父に教わると言う手もあるな。
あの年代のギター小僧だった大人なら、確実にフレーズを暗唱してくれる・・・かもしれない。
昔、俺がまだ小学生だった時に、部屋の隅にギターを発見し、弾いてくれとせがんだことがあった。
出て来たエレキギター・・・まぁ今、俺が使わせてもらっている、チェリーサンバーストのレス・ポールモデルで、
あの時、親父はこの曲を弾いていた、気がする。